インスタグラムのやりかた
インスタグラムって知ってます??
写真に文章をつけて投稿するSNSです。
モデルさんが私服を投稿したり、素人さんがおいしそうな手料理をあげたり、作品作りをするアマチュアアーティストさんが自分の腕前や価値観を公表したり。
私も毎日楽しく様々な投稿を見ています。
私が思うに、インスタグラムはツイッターやフェイスブックの500倍、人に自分がどう思われたいか、が顕著に表れるSNSだと感じています。
友人Nも言っていました。「なにかしら自慢したいことを載せるじゃん。私だったら海外旅行に行ったこととか部屋のインテリア可愛くしたとか。」
そう、自己顕示欲を大いに肯定的にご披露する場なんです。
話は変わりますが、私は人に物事をさらけ出しすぎ、とよく叱られます。
①友人の前でその友人が知らない友人の話をする。具体的に名前をあげて話すので、なぜか私の友人同士は会ったこともないのに名前を認識しあっているケースが多い
②予定を聞かれると面倒なので手帳をそのまま写メしておくる
ここで私は気付いたのです、そう、私に足りないのは
ミステリアスな部分
であるということを…。
当初、私がインスタを初めてのには理由がありました。
後輩に読者モデルをしている子がいて、その子のブログのメンヘラ具合や乙女チックな物言いをみんなバカにしていたのですが、私はなんとなくそれがうらやましくてやってみたかったんです。
でもさらけ出してしまうのが私のサガ…。メンヘラ投稿するくらいなら友人に愚痴をぶちまけるし、リアルに病むと誰とも連絡すらとれなくなるくらいになる。そう、メンヘラ投稿も、乙女チック投稿も私には向いていなかったのです
そこで当時華やかな仕事をしていた私は、おニューの洋服やネイルを投稿するようになりました。
実際ファッションが好きで、それに対してリアクションしてもらえることは嬉しかった
しかしそれだけで終えられない私。
笑い=呼吸と考えている私は変顔や踊り狂う動画などひたすらぱーてぃーぴーぽーな投稿をするようになりました。
そしていま。
気付いたのです。インスタグラムは自分の印象を左右できるということを。
自分をどう見せたいか、自分のなにを見せつけたいか、自分でコントロールできる!!
今からでも、色々と挽回できるんじゃない⁉俺!!!
さらけ出しすぎたことに対し受けたお説教をきっかけに、私はとある友人2名のインスタグラムを分析したうえで、自分の投稿に生かそうと決めたのです。
①誰といるとは書かない
場所や食事風景だけの投稿
知ってる人からしたらなんでもないけど、きっとほかの人は気になる
(書いている投稿もあるので男といる場合だけ記載してません)
②具体的なことを書かない
ぶっちゃけ文だけ読んでたら意味不明
しあわせーを多様。なにがどう幸せなの?と聞きたくなる
③男といる、いないに関わらず誰といるか書かない
基本的にひとりの写メも多い、誰とどこにいるの?って聞きたくなる
このようなことから今後私は
①具体的なことを書かず、感情論で攻める
◎ほんと今日は幸せ~
×今日は●●とスタバった❤
②写メにはあまり人を載せない
人を載せてもいいけど、それを上回るご飯や店の風景だけの写メを載せるべし
以上の点に気をつけて、インスタ投稿に励んでいます。
こんな私の投稿を見た方は私をどう思うのだろう。
ちなみにこのインスタ教訓の参考にさせてもらった友人は
「楽しそうって思われたい!」
と申しておりました。
私もそうだなぁ~。楽しそうでおしゃれで、それでいて少しミステリアスって思われたいかな~。
そんな私の投稿を、
とある人は私の思惑通りに捕え
またとある人はバカみたいと笑い
とある人を不快感の沼に突き落としている
…
そんな自分のTL上の投稿を思い浮かべながら、今日もたくさん更新してまぁぁす♡
あなた次第
大人になってから初めて経験したこと
・男がいる環境(16年の女子校生活1年間女の園での就業。現在職場に女性は私だけ)
・ひとりくらし
・ラーメン屋さんに行く
…etc…
いろいろあるのですが、先日占いとやらに行ってみました。
そう、25歳にして初めて。。
友人2人とカフェの窓際の席で食事をしていて、偶然目に入った「占い」の文字。
食事を終えたあと、「行ってみようよ~」となり、カフェ前の占いへ行ってきました。
10分3000円。結構高くない???
私を含めた友人3人を交代で占ってもらったのですが、さっくり内容をば。
友人①…彼氏と別れろと言われる。理由は安定してないから
友人②…とりあえず結婚できると言われる。
私は3人目だったので、2人の占いを見て自分はこうしよう!と心に決めて挑みました。
その結果…
実家暮らしだし、すきなようにすればいい
えwwwwwwwwwwwwwwww
2人の占いを見て、果たして私はどのように初占いに臨んだのでしょうか
友人①…不安そうに話し過ぎ。そりゃいろいろ言われるわ
友人②…仕事とかいろいろ悩みあるのに質問しない
以上のことから私は
自分のやりたいことを続けていいか
結婚できるか
を自信満々に聞く!!!!!!!
姿勢で臨みました。
その結果がこれだよ。
結婚は30前後でする(一般論やろ)
あなたは諦められないタイプだからやりたいことは続けなさい、実家だからいいじゃない(親と同じこと言うねぇ)
ぶっちゃけ参考にはなりませんでした。
ただ、自信満々でいくと、占い師は「言ってもきかねぇなこいつ」
と思うのか、背中を押してくれます。
さぁ、占い師に3000円払って背中を押してもらうか
自分の意志で踏み出すか
あなた次第
あわれな役者だ、舞台の上でおおげさにみえをきっても、 出場が終われば消えてしまう
全然更新してなかったら、はてなブログさんからご丁寧に「ねぇ更新しない?」とメールが来ました。ブログぐらい好き勝手に書かせてくれよ。
蜷川幸雄が死にました。私は片手で数えられるくらいしか作品を観ていない。でも心になんだか大きな穴が空いて、今日もワイドショーで告別式の映像を観て泣いた、今も泣きながら書いている。
亡くなったことが報道された日、仕事の帰り道に携帯を見ると母や演劇好きの後輩からラインが来てた。すぐに[R奈ちゃん]に電話した。
私たちは以前、ある作品の記者会見に出ていた蜷川さんの姿を見て「いよいよヤバそう、死ぬかもしれないね、どれが遺作になるか分からないから観に行かなきゃ」なんて冗談で言っていた。
[R奈ちゃん]は電話の向こう側で泣いてた。
初めて自分でチケットを買って観に行った作品は蜷川さんの舞台だった。舞台が好きになったおかげで舞台好きのお父さんとたくさんコミュニケーションを取るようになった。今までたくさんたくさん蜷川さんの舞台を観てきた。なんか信じらんない。
[R奈ちゃん]にとって蜷川はとっても大きな存在だった。
私は彼女ほどは作品を観てない。正直そこまで思い入れもないかもしれない。なのにどうしてこんなに悲しいのだろう。
いい意味で…あの方の作品は全然好みじゃなかった。とキッパリと言える演出家は他にはいないのかもしれない。キッパリと言っても「ハッ!?」と突っ掛かってくる周りの人もいなかった。好みじゃなかったから嫌いだったとかじゃなくて…なんだろ、客が好きに言ってもいいような空間というか…そういうの
— ちくわぶ。 (@ume_omusubiman) 2016年5月12日
TLを見ても、関係者の方は褒めちぎってるけど、客側は”私は苦手だったけど”という発言が意外にも多い。でも演劇ってこういうことでいいんじゃないかな。万人に受けるエンターテイメントのようなモノと演劇は必ずしも結び付くということでもない。楽しい演劇もあれば意味わかんない演劇もある。
— ちくわぶ。 (@ume_omusubiman) 2016年5月12日
このツイートで腑に落ちた。
演劇業界で、舞台を携わる者として、これだけ素晴らしいことをした人間はいるだろうか。
一流でありながら、でもこれつまんなかった~とか罪悪感なしに言える。これってなんかすごくない??
観客に好き放題言ってもらえる演劇を作れる。
私にとって蜷川は、きっと究極の憧れの存在だったんだ。
小難しくて理解できない作品もあった。ぶっちゃけミュージカルを観てるほうが楽しいと思うこともあった。でも「今日蜷川の作品観に行くの」なんて言うと観劇インテリぶれる気がして嬉しかった。贔屓にしている役者が蜷川作品に出ることが決まると世界に認められた気がして、嬉しかった。
作品うんぬん以前に、蜷川が私にうきうきをくれた。
140字足りないくらい蜷川作品観てこられたことに悔いはない。
— 纏 (@stage0910) 2016年5月12日
2005年版だったと思うけど、『天保十二年のシェイクスピア』幕間に、「いつか私の芝居を観てほしい」とかトンでも大それた妄言を吐いたくそ生意気な青二才を笑い飛ばしながら、サインしてくださった。
実現できなかった…なぁ。
蜷川は人に夢も与えてくれた。
もう生きてくれてる、それだけでいいよ…。
演劇ファンとして、一度は舞台作りを目指した者として、蜷川は私にとって本当に大きな存在だった。
なんか上手く言えないけど、でもなにか言いたくて、この気持ちをどこかに残しておきたくて、いまこれを書いている。
蜷川はもう劇場に来れない。天国にいる。
だったら私が蜷川の分まで。今後の演劇界を客席から見続けるよ…
芸術雑食ガールズ
半年ぶりに社会人復帰をしてはや2週間。定時に帰れてそこまで忙しくない職場ではあるものの、社会人として9時半には始業する毎日がちょっと身体に堪えてる。
とはいいつつ仕事にもまぁまぁ慣れてきたから、昨日は仕事後に[R奈ちゃん]と、尊敬してやまない先輩の3人で夜カフェしてきました。
ミュージカルや宝塚、ほかのジャンルの演劇もまんべんなく観劇、加えてカメラをたしなみ音楽も好きで芸術学科を卒業している先輩。芸術ミーハーの私達はそれはそれは盛り上がった。
「ふたりはさ、一番何が好きなの?」
そう聞かれやっぱり演劇かな~と答えるわたしたち。
「好きな役者さんとかは?」
浦井健治と七之助と…ごにょごにょ…な私。
興味深いのはここから。
「でも私、サダヲの舞台全部見に行く訳ではないんですよ~」
そう、[R奈ちゃん]はれっきとした舞台オタクであり、阿部サダヲファンではあるが、全ステ遠征ひゃっほーーーい!!みたいなタイプではないのだ。
サダヲが出ていても自分が行きたい!楽しそう!と思う舞台以外は行かない。
どちらかというと私も同じタイプなことに気付いた。
舞台を観るなかで好きな役者さんが出来、その方の芸への姿勢や芸そのものに対しても惹かれてはいるものの、結局は自分がこれ!観たい!!!と直感で感じた作品にしか足を運んでいない。私はどちらかというと井上芳雄より浦井健治派だが、圧倒的に井上芳雄の出演作のが惹かれるし、彼の主演作の方が浦井健治の出演作より多く観ていると思う。
以前、とある俳優が出演している作品に対して「次の休みに行こうかな~、それともこっちを観ようかな~」という内容を呟いたら、俳優ファンの後輩から「絶対こちらを観てください!!!!!」と推された。まぁその作品を薦めてくれるのはいいんだけど、彼女自身その作品に対しては「よくわかんねぇな」くらいの感想しか抱いてなかったらしい。結局私はそちらの作品を観に行ったんだけど、FBに感想を投稿するやいなや彼女から「選んでくださってありがとうございます!!!!」とコメントがきた。なんとも胸クソ悪かった。「行かれたんですね~いかがでした?」だったらそう思わなかっただろう。
ピュアに芸術を楽しむ。それって実はすごく難しいのかもしれない。
応援と執着は違う。
この記事を見て昨日の会話のことをぼんやりと思い出した。
今朝、昨日の食事の様子を先輩がインスタグラムにアップしているのを見た。
#芸術雑食ガールズ
こんなタグがつけられてた。
なんでも食うけど、いろいろ観るけど、何を食うかは好きにさせてくれい!
そんな雑食を貫きたい。
私を構成する9演目
以前書いてみようかな~なんて言ったので書きます。むふふ。
生では観てません。でも私の人生に革命を起こしてくれた作品。真矢みきファンの祖母が幼い私をヅカヲタにしようとビデオ見せまくった結果、一番の再生回数を誇ったのがこれでした。
ただの窓ふき少年が「努力しないで出世する方法」という本を読んでその通りにしてたらみるみる出世してったけどそんな世の中うまくいくわけないじゃ~ん!!って話。
コメディで基本テンションが高い!楽曲も耳馴染みがよいです、ジャジーな感じ?
これを観た15年後くらいに自分自身が大学時代に所属したミュージカルサークルで引退公演として上演、出演しました。自分が大好きな作品の曲をみんなが歌ってるだけで嬉しかった思い出。
物語の終盤で歌われる「brotherhood of man」
仲間の大切さを歌う曲です。お局おばちゃんジョーンズの歌唱力にご注目
How to Succeed in Business Tony Performance
BIG~夢はかなう~ (ミュージカル)
1999年上演、唐沢寿明と真矢みきコンビのものです。記憶にある中で初めて生で観たミュージカル。
少年ジョシュはちびなことがコンプレックス。ある日移動遊園地に遊びに行くとそこでゾルダーっていう願い叶えてくれるっていうなんとも胡散臭いマシーン見つけます。
「大きくなりたい!」ジョシュがそうお願いすると翌日には背だけじゃなくて、大人になってました…。大人になったジョシュはおもちゃ会社に就職して、それなりに恋もして…うん、ハウトゥサクシードみたいな感じ。
何年か連続、夏休みにフジテレビ主催で上演されてたミュージカルで客席には親子連れがたくさん。おもちゃやさんという設定や、たくさんの子役の出演、楽しいダンスシーン、大人になりたい子供心を描いた内容。おこちゃまにはうってつけの作品。
おもちゃ屋さんでのこのシーンは圧巻です。日本版もほぼこの振付のまんまだったよ。
曲名は「fun」。子供は楽しい~!!!って歌です。
「時計の針は~止めたままでいい~あのときめきを忘れないさ~♪」
ちなみにこのおもちゃさんのモデル?となったニューヨークのお店。
エリザベート(ミュージカル)
言わずも知れたミュージカルの名作です。宝塚歌劇団で初演されてから帝国劇場でも上演され、以後宝塚歌劇団、東宝ミュージカル(日本のミュージカル)の代表作ともなりました。私がエリザベートを初めて観たのは2002年。宝塚歌劇団の花組公演でした。
のちに東宝版でエリザベート役を演じることになる春野寿美礼さんがトート役。
死神が皇后に恋して、テロリストを手下にして、ついでにそいつがストーリーテラーで…。とややこしい設定やストーリー。名作だけど、台詞が少なく大事なことを楽曲で結構歌われる。ウィーンミュージカルだからノリノリの曲が少ない。とミュージカル初心者にはわりとハードルが高い。
だから小学生の頃の私は全て理解できていた訳ではないと思うんだけど、一幕終わりただただひたすら涙を流し、席から立ち上がれないほどの衝撃を受けたことだけは覚えてます。ちなみにこの公演から「私が踊る時」という曲が追加されました。いい曲だよね~。
多少でも舞台かじってる人には一度は観てほしい作品。
チケット入手が困難とされた昨年の公演。演出とキャストも一新されました。
なにより宝塚時代2度タイトルロールを演じた花總まり様が再びエリザベートを演じたことが話題に。私も観劇しましたが、歌のスキルとかそういう問題じゃなくて、もう、そこにエリザベートが居る!!!!って感じだった。
天日坊(コクーン歌舞伎)
2012年にシアターコクーンで上演されたコクーン歌舞伎です。
なにを隠そう、私が自発的に初めて観に行った歌舞伎作品。私の歌舞伎人生ここから始まった。同じ渋谷で猿之助さんが襲名イベントをやってて、そこで歌舞伎に興味を持ち、そのまま帰ってから「クドカンだし!!!行ってみっか!」というノリでチケット手配しました。
そう、脚本がクドカンです。ほとんど現代語で話は進むけど、見得も切る。黙阿弥調の台詞もある。おいしいとこどりの作品。あと大人計画の俳優さんとか白井晃さんとか歌舞伎外の人も出てます。私にとってはそれがめっちゃとっつきやすかった。狭い空間でみっちりとお芝居が楽しめて本当に楽しかったです。
トランペットの生演奏が印象的。この曲なにかと流れるんだけど、時に滑稽で時に物悲しくてなんだか胸騒ぎがする…。音楽ってすごいな(ボキャ貧)
ウェディング・シンガー(ミュージカル)
2008年に日本初演された最高におばかでハッピーなミュージカル!
ファイナルと銘打たれた2013年3月公演、
結婚式場で披露宴を盛り上げる役割を担うウエディングシンガー、
オープニングナンバーであるIt's your weddingday。見て分かる通り最高にハッピーです。
義経千本桜 川連法眼館の場(歌舞伎)
通称四ノ切
天日坊にも書いたように私が歌舞伎に興味を持ったのは、
佐藤忠信だと思ってた人が実は狐だった。静御前の持ってる鼓が、
キレイ(大人計画 ミュージカル)
松尾スズキが主宰する大人計画のミュージカル作品。
このオープニング、最高に鳥肌モノ。
心中・恋の大和路(宝塚歌劇団)
宝塚雪組が2014年に上演したものを観ました。3度目の上演かな?
ワンピース(スーパー歌舞伎Ⅱ)
最後はワンピース。私は漫画もアニメも知らないワンピース初心者だったのですが、もうめちゃめちゃ楽しめた!猿之助さんがおっしゃってた「歌舞伎なのか、歌舞伎じゃないのかとかより、誰にでも楽しんでもらえるものを」ということが見事に形になっていたなぁと。ミュージカルや宝塚、ディズニー、ジャニーズ等々エンタメというエンタメをかじってきた私が、人生で一番楽しい!と思えた3時間でした。究極のエンターテイメントだった。これだけのネームバリューがある演目だとチケット代が多少高くてもお客様は集まるし、この演目きっかけで歌舞伎自体のファンになった人もいる。演劇・興行あり方についても、ファンや演劇関係者が考えされられる作品でもあると思います。この記事を書いているのは博多座公演前。再演の噂もあるし、ぜひ!いろんな人に観てほしいなぁ、楽しさを分け合いたいなぁと思う作品です!!!!
以上!!!
私を構成する9演目でした。本当に幼い頃から毎月劇場に通っていたので好きな作品、劇団、役者さんは数えきれないほどいます。でもあえてあげるならこれ!記事書きながらその公演を観てたときの自分の状況を思い出したりして懐かしくなりました。
あ~楽しかった。
では最後におまけ。
このブログ準レギュラー[R奈ちゃん]を構成する9演目をご紹介してお別れです。
お気に召すまま
桜姫
東京月光魔曲
ふくすけ
生きちゃってどうすんだ
祈りと怪物
キレイ
朧の森に棲む鬼
ジャガーの眼
ばいばーーい
ブロガーっぽいことをするという暇つぶし
親知らずを抜いた。腫れや痛みは大してないものの、口内炎が出来て痛いです。
暴れまわるなとお医者様より釘を刺されたため、おとなあああああしく過ごしてます。
ひま!暇!ヒマ!HIMA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なのでわたくしごとをつらつらを書きます。
このブログを見てくださっている方は私の趣味アカウントから飛んできている方が大半かと思うので、おそらく観劇好きの方が多いでしょう。
みなさん、観劇記録ってどうしてます?
暇な私は今までの観劇記録歴をみなさんにご紹介します。
まず一冊目。
可愛いスイーツ柄ちゃん♡
大学の購買部で購入したただのノートです。ほんとにただのノートです。
チケット半券を貼れるほど大きなサイズでもないので、ひたすら演目と日にちを書き連ねるだけ。
とにかく自由に書ける!というのが利点ですが、自由ゆえの失敗があります。
2014年のとあるページ。
失敗①…左ページ一番上、劇場名書き忘れて後から書き加える
失敗②…左ページ上から二番目、雪組観すぎて日にちが統一性を乱す
失敗③…左ページ上から二番目後、1行空けるのを忘れて書き損じ
フリーダムな形式は私に合いませんでした。
利点としては文字だけなのでノート一冊で10年分の観劇記録が書けます。(あくまで私の場合。振り返りながら小学生の頃からの記録を書いてました)
そして二冊目。歌舞伎座地下の木挽町広場で見つけたこの子。
歌舞伎観劇手帖です。
表紙の方、イヤホンガイドしてるね。
アマゾンでも買えるよ↓
中身はこんな感じ。
多い。書くところ多い。無理。
これを歌舞伎以外の観劇にも使おうとした自分がいけないのは分かっていたんですけど…。
アルファベットも縦書きにしなきゃだし。てか基本ひとり観劇だし。
いや、服とか、え、お土産?飯は観劇前に済ましてくるわい!!!!
と文句だらけで1年で辞めました。てか1年で使いきれます。28公演分です。
ただ、観劇が歌舞伎だけの人にはいいかも。
方眼の部分には公演チラシを切り取って貼ればいいそうです。(あいにく2015年には通し狂言ばかり観ていてチラシがイレギュラーだったためサイズ感合わず…)
そしてシネマ歌舞伎サイトではこの手帖用の配役表がダウンロードできます。
使うとこんな感じ。
そして三冊目!!!ようやっと!!!!運命の出会い!!!
こーれー!!!!!!!!!!!!!
コクヨが出してる残しておきたい思い出チケットノート。私はヨーカドーで購入。
中身はこんな感じ。
1演目1ページでイベント概要を書く欄、感想、チケットを貼れるスペースがあります。
演劇に限らず映画鑑賞やコンサート、美術館の記録も一冊にしたい人にも向いてるかも!
ただスペースが狭いので、私はこうして使用中。
歌舞伎の場合はチラシの配役部分を切ってマステでめくれるような形で貼り付けてます。
手書きで書けるスペースもそれなりにあるから、東宝ミュージカルの本日キャストくらいなら手書きでも行ける気がする。
あとはチケット代を書く欄があるから、どれだけ自分が貢いでるか分かります。
戒めにはぴったりです。
本当の観劇無双の人は記録なんてつけれないくらい観ていると思います。
参考までに、私の観劇ペースは多くて週1くらい。
リピートは最大5回したことがある程度*1で、めったにしません。
ちなみに観劇記録をつけようと思い立ったきっかけは就活。
はじめのノートを大学時代に購入したと書きましたが、就活で「印象に残ってる舞台は?」とか「あなたのおすすめの舞台は?」と聞かれたときに困らないように。と思ってつけはじめました。
あと[R奈ちゃん]が「チケットの半券見ながら思い出に浸るの超楽しいよおお」と言っていたので、チケットの半券とっておこうかな…と思うようになりました。ちなみに今までは速攻捨ててた。
はい、って訳で暇つぶし終了でーーーす。
このブログ、参考になれば幸いです♡ってテンションで書いてるわけじゃないんでね。
ちなみにちなみに
読書記録はこのアプリを使い始めたよ
*1:宝塚でご贔屓の退団公演だった
ドラマチックに生きるな!!!
私の好きな歌舞伎役者は、若い頃やさぐれて一度歌舞伎から距離を置いている。
そんな彼のエピソードを聞いて、記者はこぞって同じ質問をする。
「歌舞伎をまた始めようとしたきっかけは?理由は?」
彼曰く、そんなものはないらしい。その時の気持ちを大切にした結果。
よく偉そうに自分の半生を語る奴らがいるけれど、確かにほとんどの奴らはその時の気持ちに正直に生きた結果にあとから理由を付けているだけな気がする。
中学校の頃、桃ちゃんがこんなことを言ってた。
「恋ってきっかけは全部ひと目ぼれなんだって。好きになった理由は、あとから考えてるんだって」
恋も人生も全部いっしょ。本当に素晴らしいものを観たとき、「ここがこうだからよかった」なんて瞬時には思わない。「やべぇえええええ!!!!」間違いなくこれが心の第一声だろう。
このロマンチックな桃ちゃんの発言は、とってもリアリティ溢れる言葉だったんだね。
転職活動の最中に何度も言われたことがある。
「どうしてそんな華やかな業界にいたのにうちを受けるんですか?うちでいいんですか?」
これが私のリアルだからだ。人に夢を叶えたと崇め奉られいい気分になったのもつかの間、私は会社を辞めたのだ。夢を叶えたのに辞めたのだ。
そして私は、あんたたち曰く華やかでない地味な仕事を求めてるんだ。
卒業式後の3月末まで就活を続けた。とにかく頑張った。
「夢を追ったり、目標を成し遂げたり、そんな大きなことをしてきたのにどうして事務を希望するんですか?」
別におっきいことなんかしてない。
内定をもらってから上司にグループ面接の空気が良かったって言われた。私は同じグループに居た、のちに同期となるひとたちのおかげで受かったんだ。
全部たまたま。特にこのために努力してきたことなんてひとつもなくて、それこそほんとにそのときあった力を全て発揮してただけ。てかその時の気分。書類出したのも、通過したのも、試験受けたのも、ぜーーんぶ。
面接官はみんな私を過大評価する。
「すごい経歴ですよね~」
いやいや、すごくないし。証拠にもう辞めてるし。
職場でもそうだった。
「こんなに気が利くのに、センスがあるのにどうして辞めちゃうの?」
私は本当はそんな人間じゃないの!!!!気遣い出来ずセンスもなんもない普通の人なの。
退職した日に上司からラインが届いた。
「次の職場ではありのままの○○さんでいれますように」
退職理由はある。考えればいくらでも出てくる。でも一番は
「その時のわたしの気持ち」
ただついこないだまで、私は自分の人生を小説にでもできると思っていた。
激動の人生、たった24年間で人生ここまで変わる。どん底も頂点も味わえる。
まるでジェットコースターロマンス!!!!
でもそれってただの現実で。あとからあのときどん底だったわ~頂点だったわ~って思い出も美化したり劣化させていい言い回しにしてるだけで。毎日をただがむしゃらに過ごしてきたに過ぎないんだ。
冒頭の彼が歌舞伎役者としてこの世に生まれ落ちた時点でわたしたちぱんぴーはドラマを感じる。宝塚ファンの私からしたら、母親が元タカラジェンヌとか夢の夢の夢×5くらい。でもそれが彼にとってのリアルであり、日常なんだよね。
最近ちまたに(特にSNS上に)はびこる、悲劇のヒロインぶってるやつら。
現実を冷静に判断し、受け入れる能力が大きく欠如している方々は、たいてい物事をおおげさに言う。オーバーリアクションとは違う。おおげさに捉えているんだ。かつての私と同じように。
ドラマチックに生きるな!!!!!
日々の現実から目をそらさずに、自分自身を見つめるんだ!!!
劇的な人生なんてありえない。
途中までそのときの気持ちとほんの少しの運だけでジェットコースターのような人生を送ってきた私は
ノンキャリア、ノンスキルの限界を感じて次のステップへ進みます。
本当はドラマチックに生きたい。私にだって夢や希望がたくさんある!!!
でも、でも…
ようやく本当の現実を知った私は、もうドラマチックに生きれない…。
おもしろいことないかな~。今週の運勢を思わずチェックする私。
無理とは分かっていながらも心のどこかでドラマチックを求めてる。