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知らざぁいって聞かせやしょう

毎日悶々としてるんだよね

行きつくところは

あなたは友達に何を望みますか?


可愛さ?上っ面の会話が続けばおけ?心から腹割って話せるかどうか?


正直わかんない。

でも私のとあるお友達は、かわいくてオシャレで適当な話も出来るけど、究極の価値観が同じなの。



[R奈ちゃん]が『ETERNAL CHIKAMATSU』を観てきた。

近松門左衛門の名作、「心中・天の網島」をモチーフに舞台を現代に置き換え(江戸も出てくるらしいけど)デヴィッド・ルヴォーが演出を手掛けた演劇好きの中では結構な話題作。

 

「がち泣き」「かわいそうで綺麗でもうがちなき」「心臓いてえ」

幕間に彼女が送ってきたラインからは、端的に感動した!興奮してる!という思いが伝わってきた。

 

観劇後の[R奈ちゃん]とご飯を食べた。

私「へぇ~。胸にグッとくる作品なんて最近観てるかな~。いいな、めっちゃ当たりじゃん」

[R奈ちゃん]「私は毎回そうだよ~。なんも思わないで帰る作品はハズレ。逆鱗(野田秀樹演出)もよかった~」

 

そうなんです。私、舞台を観て胸が張り裂けそうになって、感情が高ぶって、涙が止まらなくて…。そんな経験何度もしてるけど、毎回ではないんです。

 

宝塚は毎月観に行くのが習慣だし、歌舞伎とミュージカルは作品がつまらなければ役者で楽しむ感じ。[R奈ちゃん]は観劇するたびにわりと「胸えぐられたわ!!!!」と興奮気味に語ってくれるんだけど、私は「観て来たぴょーーーん」程度で済んじゃう。観劇スタンス違うね~。

 

そんなテンションで観劇してる私が胸をえぐられた、興奮した、泣いた舞台はなんだろう…。

こっそりブログを購読していたジュリー下戸さんが*1、私を構成する9冊ってな感じで本を紹介していたので、私も紹介してみます、今度。今度です。

 

話は戻って観劇スタンスが私とは違う[R奈ちゃん]。彼女も私同様、親御さんが演劇好きの演劇オタサラブレッドです。

 

私の家系には公務員や銀行員が居ません。我が家、ちゃらんぽらんなの。

 

両親の仕事は男はスーツだけど女子は着飾ってなんぼやろ!みたいな職種です。まぁ母は今専業主婦だけど。あと両親は通帳記帳を一切しません。そして我が家には体重計がありません。ふたりとも自己管理を一切してません。

祖母は現在朝ドラで話題の日本女子大を勉強に飽きて中退。着ない服を大量に買います。

 

一方[R奈ちゃん]のお家は銀行員の方が多いらしい。こないだお互いの好みの男性のタイプについて話したんだけど、[R奈ちゃん]は公務員や銀行員がいい!!!!!と宣言してました。*2

お父様は[R奈ちゃん]の通帳もチェックするらしいです、素晴らしいね。図書館の近くに住むことに憧れていたそうで、その夢を今は叶えてるらしい。コンビニで買える週刊誌ばっか読んでるウチとはえらい違い…。

 

そんな両家。観劇教育も違った。

 

我が家の場合…。祖母が真矢みきの大ファンでファンクラブにも入っていた。母は育児中は宝塚から遠のいていたが、私が小学生になったのをきっかけに一緒にファンに戻った。祖母は毎月「はい今月はこれよ~」なんて私に宝塚のチケットを提示してきた。「うい~」とふたつ返事で毎月習慣のように宝塚劇場に通い、たまには祖母のお友達から宝塚以外のチケットを頂いたりして、自分でお金を払って劇場に足を運ぶようになったのは大学に入ってからだった。

 

一方の[R奈ちゃん]はお父様が大の観劇好き。野田や蜷川の作品、小劇場、歌舞伎、バレエに狂言などなどとにかく幅広い。チケットも自分で手配してらっしゃる。

そしてお父様は若かりし頃の[R奈ちゃん]を観劇に誘った。シェイクスピアをよく観てたみたい。

だがシェイクスピア以外に関してはチケットは手配してくれるものの、代金はきっちり請求されるらしい。なぜかシェイクスピア作品は請求されない。

「お父さんも学生時代、自分でチケット代払ってたんだって」

それを聞いてとてもほっこりした。[R奈ちゃん]のお父様が一生懸命観劇するためにお小遣い貯めたりバイトしてる姿に思いを馳せた。

[R奈ちゃん]のお父様は野田秀樹の絶頂期を観れてないらしい(夢の遊眠社時代かな?)。そのあとに演劇にハマったそうで。

だから悔しくていろいろ調べて、今はとっても詳しいらしい。いい舞台を逃したくないらしい。こんなところもなんだか真面目。

 

そんな対照的な演劇オタサラブレッド家庭に生まれたわたしたちだけど、今こうして平成の世でとっても仲良くしている。

 

観劇スタンスは違う私たち。でも人生のすべてを放りだしたくなったとき、極限の状態になったとき、互いに掛けあう言葉がある。

「この時代に生きてて、生きてる間にあ~また観たい!本当にすごかった!って舞台に出会えてるのってすっごく幸せだよね」


舞台なんて正直いらない。そう思ってる人

多い。

震災のとき、エンタメに関わる人間が一度は自分の存在意義を、エンタメの必要性を問うたはずだ。

野田はなにがあっても劇場の灯を消してはならないと言った。*3

そう!わたしたちみたいな人間がいるから!!


昨日もわ~きゃ~言いながらたくさんのフライヤーとにらめっこした。

「ケラだって~」「え、四谷怪談お岩さんが主役じゃないの?」「これメンバーやばい」「え、毎月コクーン行かなきゃじゃん」

こんな会話が楽しい。

 

わたしたちの幸せは劇場に行きつくんだ。


おまけ

彼女とは演劇話以外でももちろん盛り上がるし、友達みんなが演劇オタクな訳では全然ないけれど、わたしの演劇好きに理解がない人はちょっと私的にはつらいっす

人の趣味嗜好は尊重したいよね

*1:ご本人より反応を頂いたのでもうこっそりではない

*2:ちなみに私の好みは絶叫マシンに乗れるエンターテイナーです

*3:野田秀樹 震災 でググってみてください。読んでほしい

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センテンススプリングとニューウェーブ

我が家は活字が大好きだ。

 

今では新聞を頼んでいない家も多いそうだが、我が家は朝刊も夕刊もとっている。

仕事帰りに父が下世話なネタが盛りだくさんの夕刊紙を買ってくることも多い。

 

本が大好きだ。しかし読書をしなきゃ生きていけないとか、月に何冊読むとかそういう訳ではない。趣味:読書という訳ではない。

 

しかし家にあるものは隅々まで読む。我が家は全員トイレに籠る習性があり、人に借りた本以外はたいていトイレか風呂に持ち込んで熟読する。そしてその場に放置する。

 

ジャニーズにハマっていた小中学生の頃、月3冊以上アイドル誌を買っていた。

友人にはKAT-TUNのページだけ切り取って残った本は丸ごと人に譲渡している子もいたが、私にはそれが出来ない。大好きな関ジャニ以外のページも全部読む。SMAPの近状も、よく分かんないジュニアの戯言も、クオリティの低い読者投稿の似顔絵ページも全部読んでいた。どうせ買ったならすみずみまで読むべきだ。

 

そしてアイドル誌を放置する。両親が熟読する。両親共にジャニーズに詳しくなる。

 

私は両親が放置する週刊誌を読む。文春、新潮、AERA、SPA…。

芸能スキャンダル、政界の闇、少し破廉恥な特集。

私はこうして様々な知識を吸収し、大人になり、ミーハーになった。

 

世間を騒がす文春と新潮。どちらも「こんな週刊誌は嘘ばっかりだ!」「やり方が卑劣!」なんて世間様に批難されているけど、毎週読んでいる我が家みたいな家庭もあるし、結局は売れている。だって面白いもん。

 

文春と新潮。私は文春派だ。扱っている内容に大差はないのだが、文春はとにかく文章のセンスがいい。さすがセンテンススプリング。

 

新潮が最近話題になったといえば…SMAP解散騒動である。とにかく…。長い、まだるっこい、わかりにくい!!!!!!!!!これ学校の授業だったら、学生寝てるよ。

井上公造の解説が無ければ、ミヤネ屋のボードが無ければ、テストで点がとれないと思う。

そしてなにより面白みに欠ける。

 

一方の文春。時系列が分かりやすい。ゲス不倫騒動も簡潔に分かりやすく書かれていた。そしてなにより文章に遊び心が溢れている。

今週、文春はゲス不倫騒動の渦中にある川谷に電話でインタビューを決行。

記事の最後の方ではベッキーの近状にも触れている。そして今年史上最大の災難が降りかかってる大厄のベッキーに対して送られている締めくくりの言葉がこれ。

 

いっそ小誌に本音をぶつけませんか?レッツ・ポジティブ!

 

以前報道したラインの内容と掛けた最上級の皮肉!!!

性格の良い悪いは別として、小気味良い。書き手が楽しんでいるのが分かる。

文春はどの記事も最後のシメが最高に楽しい。今後読む際にはぜひ、内容だけでなく、文章に注目して読んでほしい。これはミヤネ屋を見るだけでは分からない、文春の良さだ。

 

文春は載っているエッセイも楽しい。クドカンのは思わず笑ってしまうような天才奇才な彼らしいエピソード満載だし、林真理子は完全に読者目線・一般人目線で文春の悪口を言ったり自分の老いを憂いたりしている。

 

実は元編集者(文章も書いてた)、ワタクシ。

仕事をしていた頃は多くの制約があったため、好き勝手に文章を書くことが許されませんでした。

こだわりの導入部、みんながうなずいてしまうような具体例、自分の考え、インパクトの残る結末。削り削られペラッペラになったものが出版されてました。削っても支障ない程度だったってことですけどね。

 

それゆえ今はこのブログで好き勝手にぐちゃぐちゃと皆様の目を汚しながら色んなことを書いてストレス発散してるのです。

 

あー、文章うまくなりてぇー。

 

ブログをたくさん書いても文章は上手くならない - Hagex-day info

 

これ読むと書いてるだけじゃだめ、校正してもらわなきゃ無理って書いてある。

 

校正されるのが嫌でここに逃げてきた私。え、永遠に文章うまくなんないじゃんか…。

 

つまらんブログに付き合わせて本当にごめんなさい。

つまんねぇな!と憤った方、週刊文春をお買い求めください。

観劇感激

先日、自分が大学生時代所属していたサークルの後輩たちの卒業公演と、友人の演劇養成所の修了公演をハシゴしてきた(オタク用語で言うマチソワ)。

 

後輩たちは目に入れても痛くないくらい可愛い存在なのでもうそこで歌って踊ってるだけでブラボー!!!!1年生の頃とは比べものにならないくらいの堂々とした舞台姿でおばはんたちの涙腺をつつきまくり。本当に上手くなったねぇ…(涙)

 

おばさんは感動しましたが、贔屓目抜きに見ればメインキャストはいくらオーディションで選ばれたとはいえ別にプロを目指してる訳でもないため、クオリティは帝国劇場と比べたらアリンコ以下です。

 

友人の修了公演は全員プロを目指しているためなかなか見応えがある!と私は関心しましたが、玄人さんの感想はなかなか辛口。

 

でもね、2作品ともすっごくよかったの。がむしゃら感というか、なにか作品の持つメッセージとは違う視点からのパワーを感じて、私はその日の夜、胸がいっぱいで疲れ切ってたのになかなか眠れなかった。

 

こんなツイートを見かけました。

 

きっとこの娘さんは卒公マチソワした私と同じ気持ちだったんだろうなぁ…。

 

小学生の頃からほぼ毎月なにかしらを観劇し続けて現在24歳。

いまや私にとって観劇はルーティン。

正直つまんなかった芝居も、役者のレベルに呆れ返った公演もたくさんある。

 

年始に友人と観劇したとある歌舞伎公演。

私は違う方がその演目を演じているのを既に何度か観ていて、経験の浅い若手にそのクオリティを無意識のうちに求めていたようです。

楽しみにしていた演目だけに私はちょっと期待外れの出来に落胆…。しかし隣で観ていた人生で歌舞伎2度目の友人はご満悦だった。

 

いつの間にか観劇通なんて友人から呼ばれるようになってしまったけれど、初めて宝塚を観た日のこと、未だに覚えている。もう17年も前のことだけど。

主題歌を口ずさみながら全然眠れなかった。

目をつぶればミラーボールとスパンコールのお衣装が蘇った。

のちにその作品は名作と語られることもなかった。お披露目公演でも退団公演でもない、なんてことない通常公演だったけれど、私にとっては今後の人生を大きく変えた一作だった。

 

ああ、反省。いつの間にか私は自分の演劇論を、観劇ポリシーを人に押し付けていたかもしれない。

大した知識もないくせに、「ジブリ作品が好きな理由は深いメッセージ性があるからです」なんて語る私が一番嫌いな類のサブカルガールと同罪かも。

誰かにとっての駄作は誰かにとっての名作。

 

素人演劇のマチソワで味わった感動は数日経った今も消えない。

そんな胸のドキドキを求めて、私は今日もチケットサイトを徘徊するのです。*1

 

おまけ

最近ワンピース歌舞伎をきっかけに歌舞伎にハマった平社員の方が書くブログにハマってます。こそこそ読んでます。こういう人のこういう感覚、すっごく重要だと思う。

新春浅草歌舞伎を観に行きました - 底辺会社員の貧乏暇なしブログ

*1:一番最近胸の高鳴りが止まらなかった舞台は新春浅草歌舞伎の源氏店です

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常識と非常識

昨日安い宇都宮餃子を購入してきた父。

にんにくが苦手の母ははじめからパスしていたのですが、調子にのってかなりの量を食べた私は、腹痛、吐き気、頭痛、じんましんに襲われ、ただ今絶食中、助けて。

 

よくよく聞いたらその餃子198円だったらしい…。そりゃ非常識な値段だよ、お腹壊しても文句言えない…。父は安心安全より安さを取る人間だった模様。

 

常識ってもんは人によって異なるってことです。

割ときちんとしたパーティーなのに異常な露出度で颯爽と登場する子がいたり、披露宴にムートンブーツ履いてる人が居たり。私は非常識だなぁ…と思うのですが、どうやら違うみたい。

 

人生いろいろあった[M]は、大学の同級生なんだけど3歳年上(4歳だったかも)のため、結婚式に出席する回数を増えたらしい。

そこで驚くマナーの数々。

真っ白なドレス、頭に大きな花…。どう考えても花嫁より目立つだろうという格好を、なんとウエディングプランナーをしている友人がやっていたそうな。

ウエディングのプロがそんなことをするのであれば、もうそれはウエディング素人は何をしてもいいよね…。

 

 

以前、私も披露宴に出席したことがある。真冬だったため、ストッキングは嫌だな…と思い調べたところ真っ黒のタイツではなければOKと書いてあった。

 

ネットを信じ、しかしストッキングじゃなくて申し訳ないよなぁ…なんて少しだけ後ろめたい気持ちでタイツで入場したが、そんな気持ちはあっという間に消え去った。ぎゃーぎゃー騒ぐ人。スリッポンみたいな靴で出席してる人。その他細かいマナー違反をあげたらもうキリがない。

 

二次会ではない。これは披露宴だ。ご両親も親族も出席しているというのに、その程度の身だしなみでいい、振る舞いでいいと思っている意識の低さに驚いた。親族の方もいる手前、友人である我々が新郎新婦に恥をかかせないようにマナーを守り節度を持った立ち振る舞いをしよう。そう思うのが常識ではないの…?

 

先日[M]が結婚したのでお祝いの品を送った。

前に友人が結婚のお祝いどうしよう~なんて言っていたので、イヤープレートやマグカップを薦めたら、割れ物はダメらしいんだよねと返された。

結果、彼女は食べ物をプレゼントしたのだが、今回贈り物をするにあたり調べたところ、どうやら消え物もいけないらしい。

 

ここまできたら常識もマナーもへたったくれもねぇ!

ネットで調べていたら、「既婚女性に聞いたお祝いに貰って嬉しかったものランキング」なるものが載っていた。

軒並みランクインしてるのが、紅茶、お菓子、皿、カップ、おしゃれな調味料セット…。

いやいや…

消えるし、割れるからぁぁ!!!!

 

でも、実際貰って嬉しいらしいので、私は可愛いプレートを贈ることにした。

常識とかもういい、喜んでもらえたらそれでいい。

銀座の一流店で購入したため、配送の際日付指定を大安の午前中にしてくれたり、のしについて「関東は内、関西は外ですが…」なんて豆知識を教えてくれたり丁寧に接客してくれた。

そんな一流店でも割れ物に関して言及されることはなかった。

 

常識ってそんなもん。時代と共に変化して、古きを知ろうとすることすら辞めた人たちが「非常識と思われる」また新たな常識を作り出す。

 

常識はもう、「私はリテラシーのある人間です」、ということを「リテラシーのある人間に対してアピールする」ためのただ道具に成り下がったのかもしれない。

 

ちなみにプレート、喜んでもらえました。結婚おめでとう♡

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ルール違反でなくてもマナー違反

私が小中学生の頃に大人気だったはねトび

 

パンティ音頭やうん♪うん♪うんこマン♪なんて私立女子校には似つかわしくないフレーズを大声で歌ってました。

音楽大学に進学した友人は勝手に前奏と伴奏をつけて、それはそれは壮大なパンティ音頭を音楽室で奏でてくれたなぁ…。

 

いつの間にかゴールデンに進出して、いつの間にか番組が終わって、いつの間にかキンコンもインパルスもテレビで見なくなってたんだけど、細々と活躍してるようです。

 

spotlight-media.jp

 

ものすごく納得する記事。facebookのシェアで回ってきたんだけど、ファンの方はもちろん、演劇ファンも意見に賛同してたなぁ。ルール違反でなくてもマナー違反。

 

 

monmonmonnu.hatenablog.com


 

こんな記事書く前にシェアを見つけたかったよ。

 

♪モーラルもルールもまっぴら~♪

これやっていいの吸血鬼だけだから。*1

*1:ミュージカル「ダンスオブヴァンパイア」の歌詞です

振袖何歳まで問題

私の周りの友人は特にヤンママになる気配もないのであまり居ないのだが、同級生で結婚する子が増えてきた。
そして私も今月末、先輩の結婚パーティーに招待されている。

この間、「披露宴には参加したことがあるんだけど二次会って初めてだから何着ていいか分からない…」という話から、結婚式には何を着ていくべきかという話題になった。
最近はずいぶんくだけてきてるよね~。

[Mちゃん]は以前お友達の結婚式に同級生数名で揃ってお振袖を着たそう。
写真を見せてもらったがみんな博多美人なこともあいまってとても麗しい。
式場でも「華やかでいいわね~」と親族ウケばっちりだったらしい。

「振袖ってさあ、とりあえず未婚女性は着れるじゃん。でも35歳未婚とかイヤじゃないww?」
[Mちゃん]の発言により私たちは「振り袖何歳まで着るか問題」について語り合い、そこから派生して「DOLLY GIRLいつまで着るか問題」になった。

DOLLYGIRLとはANNA SUIの出しているレディースのファッションブランド出店はだいたいデパートで、銀座だとプランタンとか三越にある。
私はDOLLYGIRLが出来た中高生の頃くらいから愛用している。

[Y]と食事していたら「そのスカート超かわいいー!」と言われた。「DOLLYGIRLだよー」と答えたら「え、もうそんな年じゃなくね?」と言われました。

DOLLYGIRLはわりとロリっぽい服も出しているので納得はできる発言なのだが、お前は私のスカートDOLLYGIRLと気付かずに絶賛したではないか!

私は小学校高学年の段階で身長が155センチ以上あり、顔面も24歳の今とほとんど変わらなかった。当時大流行したエンジェルブルーを着ていると浮いてしまうので、私はBURBERRY BLUELABELやラルフローレン、今は亡きクレージュのOL向けブランド等を愛用していた。

ツインニットに膝上のスカート、それにヒールを履くファッション。うちの学校ではそれがアイデンティティと認められていたので「私服おとなっぽいよね~」で済まされていた。

大学生になり、初めて違う環境で過ごすこととなった。今まで着ていた制服を脱ぎ捨て、よし!気合い入れて行くでぇ!と登校した初日。以前の記事にも書いたように予想外にみんなイモかった。

入学後、びびりな私はデニムのスカートと適当なニットを買いにデパートへ走りました…。

さらに私はW大とのインカレサークルに入ることを決めていたので、F女ですら浮く状態ならサークルではもっとヤバいだろう…と不安を募らせたのだ。

F女でもW大でも感じたことだが、みんな服装が若かった…ショーパンとか履いてた…。
そしてついにW大で言われた。
「ねえ、なんでOLみたいな格好してるの?おばさんみたい」

くそだせえ服着た勉強オタクの田舎娘に言われたときのショックと言ったらそれはもう……!!!!!この服、お前の着てる服の数倍の値段はするからな!

そこから私は一気に若返りをはかったのです。
ミニスカとショーパンを履き、ガンガンに足を見せてW大のキャンパスを歩き回った。今までそんな言われなかった「足細いね~」なんてほめ言葉もかけて貰えるようになった。

御年24歳。

大学時代に大変服の趣味がいい[R奈ちゃん]と[Mちゃん]に出会ったせいで、また、一年間の関西での生活のせいで、私は少し奇抜な柄や派手な色合いを好む人間になってしまった。

中学~大学入学当時まで良かれと思って着ていたOL風ファッションを「ぱんぴーファッション」と称すまでになってしまったのだ。

大学の友人たちは4年の間にすっかりぱんぴーファッションに染まった。

いっぽうで大学時代に変貌を遂げなかった人間で、大学卒業後から劇的な変化を遂げてる子は今のところ見当たらない
バカみたいなロマンチックぶりっこファッションを貫く子や、お前それいくつだよ…という公立小学生のような格好をしていた子は社会人になってもずっーーとそのままだ。

ごめんだけど、私はそうはなりたくない…。
オシャレしつつ年相応に見られたい…痛いとか思われたくない…。常識的に見られたい…。

自分らしさは失いたくない!ミニスカートから卒業はしても、目が覚めるようなビビッドな色合いや関西仕込みの柄×柄ファッションを上品に着こなしていきたい!


DOLLYGIRLもポール&ジョーsisterも可愛いけど、もうgirlもSisterもおこがましいかしら。

24歳、もう落ち着かなきゃいけない年頃かしら…。

 

ぱんぴーと迎合したいけど自分らしさも貫きたい。年相応に見られたいけどまだまだgirlでいたい。そんな半グレ精神を信条に、今日もクローゼットとにらめっこする。

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目指すは遥か彼方、天上である

「目指すは遥か彼方、天上である」

元宝塚雪組トップ娘役、愛原実花さん*1が、相手役であったトップスター水夏希さんについて話したときに出た言葉だった。これ、水さんのポリシーなんだって。

 

[Y]とランチした。

どこで拾ってきたの?というくらい色んな人(まぁほぼほぼオトコ)と交流を持っている、まぁ美人なんだけど性格に少々問題のある子だ。(私とは気が合う)

 

私はこうやって人を馬鹿にしたような口調でブログを書いてしまうような非常に浅はかな人間である。

以前にも書いたように私は非常に自分に自信がない。ゆえに、他人の劣っているところを見て、自分を元気づけている節がある。

 

「自分よりレベル低い子といるとなんか私まだ大丈夫だ~ってなるんだよね」

そんな風に話したら彼女は私に

「下ばっか見てると自分のレベルも下がるぞ」

と言ってきた。

 

雇用形態で人を差別する訳ではないが、大学に進学し、私の周囲の友人たちはほとんど就職した。アルバイトをしている子も多いが、それは本人たちの夢や目標があってのことである。しかし、就職活動もロクにせず、定職にも就かず、大して勉強もしてないという人種も少なからずいるらしい。

 

「すごく立派に働いてたじゃん、偉いよ!」

偏差値の低かった我が母校の一部の友人たちは、私がF女大に行っただけで褒めてくれるし、就職しただけで尊敬のまなざしを向けてくる。

 

確かにな…。その瞬間私はとても優越感を覚えた。

でも、そんなちっぽけなコミュニティーで褒められただけで浮き足立っていいのか?

 

「だからレベルの高い人たちと付き合う。でもその人たちにとって自分はバカな人間だから相手にしてもらえる程度の勉強はするわけ」

 

W大卒の[Y]は私と比べたら地頭も数万倍いいのに今も日々勉強の毎日らしい。

そういや家に遊びに行ったときにノートを見せてもらったけど、意味わかんない英語が羅列してあったな…。あいつの日常使いのノートですら、私にはもう理解できない。

 

友人を切り捨てるなんてことはしないけど、「人は人、自分は自分」精神がめちゃめちゃ大切ってことは、バカな私にもわかった。「これでも平気じゃん~」と下に標準を合わせて自分を甘やかすより、「この人の言ってること理解できるようになろう!」と自分の了見広げたほうが人生何倍も得する気がする。

 

確かに…。退職して「あんたは偉いよ、お疲れ」って[Y]に言われたとき、すっごく嬉しかったなぁ。立派に勉強して働いて頑張ってる人から貰う言葉。小さなコミュニティーで褒められる何倍も価値がある気がした。

 

女の子は字がきれいでお箸が綺麗に持てて身だしなみがきちんとしてればオッケー♡

そんな時代は終わったんだ。

 

「無知って罪だと思うんだよね」

帰り際にボソっと[Y]が言った。

だからまだ観たことない、よく知らない歌舞伎を観てみたいんだって~。

歌舞伎には大向こうっていう独特の文化?がある。

中村屋!」とか「待ってましたぁ!」とか。これ言う人を大向こうさんと言います。

あれ基本的には男性しか掛けちゃいけなくて*2、その上タイミングもすごく難しくて、今結構歌舞伎ファンの界隈では大向こうマナーが話題になっている。それを話すと[Y]は「花火のたまや~」のテンションかと思ってたと言った。

彼女は歌舞伎の話題を私に振ったことで「知」が増え、またひとつレベルアップした。

 

そんな[Y]はオーケストラを聞きに行ったときに楽章ごとにいちいち拍手をする観客が多くそのせいで演奏が中断されてしまい、しまいには指揮者が観客へ「拍手は嬉しいけどやめてほしい」と呼びかけるという場面に遭遇したと話した。

 

「知らなかったから」では済まされないことが世の中にはたくさんある。予備知識なしでなにかを楽しむことはおおいに構わないが、無知のせいで自分の愚かさを露呈し、人様に迷惑をかけるということがあるのだ。

 

人と付き合う上で、この世で生きていく上で、「無知」は罪なのだ。

リスペクトを持って、その人、その事柄にとって失礼のない自分になっていく。はじめからなれなくてもいい。出来る限りのことをする、そういう姿勢でいる。これが誠意なんだろうな。

 

「目指すは遥か彼方、天上である」

あ~、舞台姿だけじゃなくて、心意気も水さんはかっこいいなぁ…♡

 

はじめから天上は無理だからまずはスカイツリーくらい。[Y]にバカにされないレベルの女になるところから始めようか。

 

おまけ*3

*1:つかこうへいの娘。片岡愛之助の元カノ

*2:屋号や掛け声は掛けるって言う

*3:以前[Y]と

宝塚の舞台写真見ながら

ラッセンのようなアイシャドウ~」

「そこまで青くないだろ」

噂話をしながら

「限りなく黒に近いグレー」

村上春樹みたいだな」

なんて知的レベル高そうなインテリギャグを繰り出してきゃいきゃい言ってたことがありました。なんかすげぇ優越感だった。